キノコの根っこにあたる菌糸体は、地表に出ている部分(子実体)よりも
はるかに栄養分が豊富です。
アガリクス茸の場合、子実体に含まれるβ−グルカンの量が全体の
9%くらいです。それに対して、菌糸体に含まれるβ−グルカンの量は
全体の25%にもなります。
さらに、アガリクス茸などのキノコ類は、細胞のまわりを囲んでいる
細胞壁がとても固いという特長があります。
そのため、アガリクス茸を粉末にしたものや普通に煎じたものを、
食べたり飲んだりしても胃腸で消化できません。
そして、アガリクス茸の細胞の中に含まれている多糖体は、
ほとんど吸収されないまま排泄されてしまいます。
これに対して、ABPC(Agaricus Blazei Practical Compound、
アガリクス茸菌糸体抽出エキス)は、β−D−グルカンなどの
高分子多糖体を吸収しやすくしたものです。
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